口臭の原因と改善方法【完全ガイド】

口臭改善

息がくさい。

もしあなたがこのページを見ているのなら、少なからずそういった口臭に心当りがあるのでしょう。

しかし口臭といっても原因は人それぞれ。原因が違えば解決方法も違ってきます。Aさんが口臭を治した方法とBさんが口臭を治した方法は違うかもしれませんし、それがあなたにとっての解決方法ではないかもしれません。

 

口臭を治す方法は、原因を特定し解決策を実施する。違えばまた原因を特定し解決策を実施。これの繰り返しです。万人に共通する解決方法はありません。すぐに解決できる場合もありますし、長期戦になる場合もあります。でも対策をしていれば必ず答えにぶつかり改善ができます。

 

重要なのは原因が何なのかある程度の目星をつけることです。胃が悪いのに歯磨きしても意味がありませんし、虫歯なのにヨーグルトを食べたって口臭は治りません。口臭には必ず原因があります。それを知らずして改善することはできません。

 

そこで考えられる口臭の種類や原因を網羅したいと思います。心当りのある原因があれば解決方法もぜひ一読ください。

 

口臭のチェック

自臭症という病気をご存知でしょうか。本当は口臭がしないのに、自分は口臭があると思い込んでしまう病気です。口臭がないのにあれこれ考えて対策しても時間の無駄です。

まずは本当に口臭があるのかどうかのチェックをしてみる必要がありそうです。

 icon-check 自分に口臭があるか簡単にチェックする4つの方法

 

さて口臭の有無は分かりましたか。なければもう解決ですね。 口臭があるなら原因を探ってみましょう。

 

考えられるのは、口、耳、鼻、喉、胃、腸、腎臓、肝臓、呼吸器、その他。

この中で最も口臭の原因になりやすいのが口です。特に病気もなく至って健康な場合いは、まず口を疑ってみるのが常套手段かと思います。もし口以外の器官で、病気や気になる部位があればまずはそちらから対策するのがよいかと思います。

 

口が原因の口臭

「口臭が気になるなら、まず口を疑え」というくらい口腔内のトラブルによる口臭は多いです。口腔内が原因の口臭には数多くの種類が存在します。ただ、ほとんどの場合唾液を多く分泌させることで口臭は解決できます。

 

虫歯や歯周病による口臭

虫歯

虫歯や歯周病が原因で口臭は確かに発生します。しかし虫歯や歯周病の初期段階で気が付く人は稀で、歯医者に定期的に通っていない限り早期発見は不可能に近いです。そして初期段階では口臭の原因になることも考えづらいです。

ですから「もしかして虫歯や歯周病が原因?」と思っているあなた。特に歯や歯茎に痛みや違和感がなければ、それは虫歯や歯周病が原因の口臭ではありません。

 

傷みや違和感によって多くの人は気づくと思いますが、この頃にようやく口臭も発生します。自分で気が付く頃にはもう手遅れです。自力での対策はあまり意味を成しません。即、歯医者に相談しましょう。

もしすでに虫歯や歯周病を自覚しているのであれば、とりあえず歯医者に行って支持を仰いでください。それが口臭改善の近道です。

いそがしくてなかなか行く暇がない。という方には気休め程度ですが、ある程度口臭を和らげる対策はあります。あくまで一時しのぎの策ですので、暇を見つけて行ってください。

虫歯の口臭をどうにかしたいときの取るべき行動

 

舌苔による口臭

舌苔のある舌

虫歯も歯周病もないという方は舌に注目してください。

舌に白い苔のような固まりがびっしり付着しているなら、舌苔が原因の口臭を疑ったほうがいいです。

舌苔は口臭の原因になる細菌のたまり場です。しかし単純に舌磨きをして改善するかといえばそういうわけでもありません。
磨いた直後はきれいなピンク色の舌でも、1日経つとまた舌苔が付着している。こういった場合は、その原因を追究し改善していく必要があります。

icon-check3分でできる舌苔の取り方と、舌苔の改善方法

icon-check-circle舌苔は磨きすぎに注意

舌苔が舌に付着するたびに舌ブラシや歯ブラシで掃除するのはよくありません。継続して行うことはそれだけ舌を傷つけるリスクがあるからです。
舌が傷つくと、削れた細胞をエサにまた細菌が増えます。結果的にすぐに舌苔が復活します。根本を解決するには上記の記事を一読ください。

 

ドライマウスによる口臭

舌苔をとってもすぐに復活する。と言う方はドライマウスかもしれません。

ドライマウスはその名前の通り、口が乾燥することです。本来であれば唾液で口の中が潤っていなければなりません。いろいろな要因がありますが唾液が出づらくなり、乾燥してしまうわけです。口内の唾液が不十分であれば細菌は爆発的に増えます。結果として、口臭の原因になってしまうのです。

ドライマウスは舌苔とも深く関係があり、ドライマウスが原因で舌苔が増えることにも繋がります。ドライマウスによる口臭の改善方法は唾液を分泌させること。これだけです。

 

ただドライマウスは軽度のものならあまり自覚できないものです。特に痛みもないですし、生活に支障がでることもありませんから気が付かないのです。

「何か口の中が乾いているような気がする、不快感があるような気がする」といった感じで判断に悩むことも多々あります。

こういったときは地面につばを吐いてみてください。地面が透明に濡れていればさらさら唾液が分泌されている証拠。ドライマウスによる口臭の心配はありません。逆に地面の濡れに、白い泡が含まれていればネバネバ唾液が分泌されている証拠。ドライマウス予備軍です。

なぜこんなことが言えるのか。

通常のさらさら唾液であれば、抗菌作用や細菌を洗い流す作用が働きます。しかし、唾液量が少なくなってくると、抗菌作用は弱まり、洗い流す力も弱まります。唾液内に細菌が留まり続けるのです。すると、細菌は糖を分解し、グルカンなどのネバネバ成分を生成します。

つまり唾液がネバネバするということは、唾液の分泌量が減っているのです。分泌量が減ればドライマウスに繫がってきますね。

ですからドライマウスによる口臭を防ぐにはとにかくさらさら唾液を出すことが重要になってきます。
ドライマウスが軽度のものなら、唾液を出すことで自力でも改善できます。唾液を出す効果的な方法は以下をご覧ください。

 icon-check 口臭は自力で予防できる。10年間臭い息に悩んだわたしの対策方法

 

しかし重度のものになってくると話は変わってきます。重度のドライマウスの症状は以下です。

  • 渇きで舌がひび割れ痛みを感じる
  • 舌の割れにより会話するのが困難
  • 渇きにより口から出血

もはやさらさら唾液を出して自力解決は不可能な状態。病院に行きましょう。

ちなみに重度のドライマウスの場合は、糖尿病などの別の原因がある可能性があるため、歯科医でなく内科を受診するのが妥当だと思います。

 

膿栓や膿汁が原因の口臭

臭い玉膿栓

口を開けてみて、扁桃に白い塊が見えたら膿栓による口臭が原因です。膿栓はよく臭い玉と言われますが、本当に臭いです。どんなニオイかは説明が難しいですが、まあ強烈です。

膿栓の発生メカニズムは以下のような感じです。

  • 呼吸によって細菌が喉へ侵入
  • 細菌を退治するため、扁桃から粘性物質をだして攻撃開始
  • 粘性物質内の白血球と細菌の死がいがたまる(膿汁)
  • 膿汁が固まって膿栓になる

 

つまり、のどちんこの左右に位置する、扁桃に細菌が付着することが発端になります。しかし細菌が扁桃に付着することを防ぐ術はありません。人間は必ず呼吸をするからです。

呼吸をするということは、必ず細菌が扁桃に付着し白血球との闘いが起こりますから、その死がいの集まりである膿汁も必ず発生します。ここまでは防ぎようがありません。

膿汁が固まって膿栓になるといきなり臭くなるわけではなく、膿汁も臭いです。口臭の原因になります。誰でも膿汁は発生しますが、息が無臭な人は、唾液の分泌によって膿栓を洗い流しています。

ですから解決策としては、ドライマウスや舌苔の付着と同様、唾液の分泌がキーになります。詳しい原因や解決方法も合わせてご覧ください。

icon-check臭い玉を取っても口臭は治らない!解決方法はこれ

 

また、定期的に殺菌成分のある液体でうがいをすることも有効な手段です。膿栓自体は取り除けないかもしれませんが、確実に殺菌することはできます。

膿栓を綿棒で取る人も多いですが、扁桃の穴を広げてしまうおそれがあります。穴が広がればそれだけ膿汁がたまりやすくなるので、唾液が十分に分泌できている状態でなければ逆効果になってしまいます。

 

鼻が原因の口臭

鼻

鼻が原因の口臭には、鼻づまりが考えられます。鼻呼吸ができず、口呼吸をしていると口内は乾燥します。ある程度の唾液分泌能力がある人でも同じことです。乾燥するということは、口内の細菌が活発に悪臭成分を発生させるので口臭の原因になります。

では鼻づまりはどうして起きるのか。メカニズムは大体以下です。

  • ウイルスやカビ、花粉、ハウスダストなどを鼻で吸い込む
  • 鼻の粘膜が腫れる
  • 腫れることによって鼻腔に空気が通りにくくなる

 

この症状はアレルギー性鼻炎とか急性鼻炎とか呼ばれています。侵入した異物を洗い流そうと、サラサラとした鼻水が垂れてくるので見分けやすいです。耳鼻科に行くのもありですが、自分で予防、改善することも可能です。

 

蓄膿症による口臭

蓄膿症は、鼻の副鼻腔が炎症を起こした状態です。鼻がつまるのはもちろんですが、膿がたまりこれも臭いの原因になります。

膿と鼻水が混ざって、舌に垂れてくるとそれが口臭の原因になるのです。黄色い粘り気のある鼻水や、鼻の付け根を触ると痛いのが特徴なので割と分かりやすいかと思います。

蓄膿症は自力での改善は無理です。放っておくと悪化する可能性もあります。最適な改善方法は耳鼻科へ行くことです。初期の段階なら、鼻洗浄をして薬をもらう程度で済むはずです。

 

胃が原因の口臭

胃が原因の口臭

さらさら唾液がばっちり出ていて、特に口内に自覚できる異常もない場合は胃に注目してみてください。

胃が正常に働いていないときにも口臭が発生します。胃が正常に働いていない状態とは、胃酸がうまく分泌できていない胃もたれと胃酸が出すぎている胃酸過多が考えられます。

胃が重いとか、きりきり痛むとか、ムカムカする。こんな症状、違和感が見られる場合は胃が原因の口臭かもしれません。

 

icon-check胃が不調だと口臭の原因になる!解決方法や対応策は?

 

できるケア方法といえば、生活習慣の見直し、食生活の見直しなどが挙げられます。

しかし規則正しい生活を送っていても、実際に効果として現れてこないということも往々にしてあります。やっているのに効果を実感できない場合は、胃薬や口臭サプリに頼ることも重要です。ただ胃薬や口臭サプリにもいろいろあって自分の症状にあったものを選ばないと思うような効果は期待できません。

 

腸が原因の口臭

腸口臭を治す

さらさら唾液が出ていても口臭が発生する原因の1つに腸が原因の口臭も考えられます。

口臭の発生するメカニズムは以下のような感じです。

  • 腸内の悪玉菌の活動により、悪臭の有害なガスが腸内に発生。やがて腸内に充満。
  • ガスが血液中に溶け出し、全身を巡る。
  • 肺へ到達した血液中の悪臭成分が気化し、息として排出される。

とこのように、しっかり口内ケアをしていても原因は腸にあるので一向に改善されません。腸内環境を改善していくことが口臭対策となります。

 

便秘が長く続いているような場合は、腸内環境が悪化している証拠でもあるので、腸が原因の口臭を疑ったほうがいいかもしれません。詳しい改善方法などはこちらをご覧ください。

腸内環境と口臭の関係。対策方法4つ

病的口臭

糖尿病による口臭

糖尿病の場合は甘酸っぱい口臭がします。甘酸っぱいといっても良い香りではありません。みかんが腐った臭いとでも言いましょうか、人間にとっては不快に感じる臭いです。

臭いの原因はアセトンです。アセトンはケトン体の1種でもともと体内では存在しています。通常であれば代謝によって体外に排出されていくので、口臭が発生することはありません。

 

しかし糖尿病になると、血液中のアセトンの量が増え、肺を通じて呼気としてアセトン臭を発生させてしまいます。アセトンの量が増える原因はインスリンの減少にあります。

 

インスリンは血液中の糖の値を一定に保つ働きをしてくれますが、減少すると血糖値が上がってしまいます。これはつまり糖をしっかりエネルギーに変えられていないということです。エネルギー不足は大問題です。そこで代わりとなるケトン体が多く生成されるのですね。

また血糖値が上がってくると尿の量も増え、脱水状態になることもあります。口臭の観点からみると、口が乾く原因にもなります。

 

まとめますと、全ての原因はインスリンの減少にあるわけですが、自分の力でインスリンの量を増やしていくのは至難の業です。

過食や運動不足、肥満やストレス。こういった要因が重なって起こることが多く、生活習慣を改善するにも結果がでるまでに時間がかかりすぎます。

 

糖尿病による口臭を治すためには糖尿病を改善するのが1番。つまり医師にかかるのが1番です。

とはいっても自分で自分が糖尿病だと自覚できるような明確な症状もないので、口臭が気になる場合は内科を受診して検査をしてもらうのがいいでしょう。

 

 

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