高齢者の正しい舌苔の取り方!ピンク色の舌を取り戻す方法

高齢者舌苔

舌が白いとか黄色いといった、いわゆる舌苔が付着している状態は、口臭が発生している証拠です。この原因は唾液の分泌不足にあります。

特に高齢者の場合、噛む力も弱まり自然に唾液を出すことが難しくなっていきます。

今回は高齢者にとっての正しい舌苔の取り方や、対策方法についてお伝えします。

 

歯ブラシや舌ブラシで念入りに舌を擦るのはよくない

舌磨き

歯磨き粉を舌につけて、歯ブラシや舌ブラシで擦ると案外簡単に落ちるのが舌苔です。確かにやらないよりやったほうが臭いの強さは軽減されます。

 

しかし、根本的な解決にはなっていません。

舌苔が付着していない人は、唾液が十分に分泌されており、舌の汚れを洗い流しているからです。つまり舌苔が付着するのは唾液の分泌不足によって洗い流すことができない状態。せっかく舌苔を落としてもまた付着します。落としたところで唾液の分泌が促されるわけではないからです。

また、歯ブラシや舌ブラシで擦ることによって舌に傷がつき、細菌が繁殖しやすくなります。舌苔は細菌の固まりですから、良かれと思って落とし続けていると、付着する頻度も舌苔の量も増えていきます。

 

きれいに落としても一時しのぎの対策であり、それを続けているとどんどん口臭が悪化していくので注意が必要です。

 

根本的な解決は唾液を分泌させること

人間は加齢により唾液の分泌が少なくなると言われています。また高齢者の場合は、何かしらの薬を飲む機会も増えてくると思います。それらの副作用で唾液の分泌が減ることも考えられます。

対策をしなければ、自然と唾液の分泌が増えるものでもありません。しかしちょっと意識を変えるだけで唾液の分泌をスムーズに行うことができます。

 

唾液腺のマッサージ

人間には唾液腺という唾液を分泌させる腺が存在します。マッサージによる刺激を毎日与えることで次第に唾液が分泌されるようになっていきます。
毎朝10分で完了する口臭予防にも記載しましたが、唾液腺は耳下腺、顎下腺、舌下腺の3つ。

唾液腺

耳下腺:手のひらか、中指と人差し指で円を描くようにマッサージしていきます。

顎下腺:顎のラインが横から縦へ変わるあたりに、中指と人差し指を当て、内側へ押すようにマッサージ

舌下腺:舌の付け根あたりに親指を当て、上へ押すようにマッサージ

 

毎日続けていると、徐々に唾液が分泌されるようになっていきます。

 

舌を意識的に動かす

普段外出先では、口を閉じていますよね。唾液が分泌されにくい人は、実は舌があまり動いていない状態です。緊張するような局面では特に動いていません。

口を閉じながら舌を動かして唾液を分泌させるのは、慣れないとなかなか難しいものです。自宅で口を開けて舌の動きを観察してみてください。舌を横に動かすよりも縦に動かしたほうが唾液の分泌に効果的なのが分かるかと思います。

この縦の動きを口を閉じた状態で意識的にできるようになると、かなり唾液が分泌されやすくなります。

 

正しい舌苔の取り方とは

唾液がうまく分泌されるようになってくると、自然に舌苔が落ちてきます。わざわざ舌を傷つけるリスクを背負って歯ブラシや舌ブラシをする必要はないのです。

高齢者にとって正しい舌苔の取り方は、唾液を分泌させることになります。そして唾液を分泌させることによって、舌苔以外の口臭の原因である、ドライマウスや膿栓による口臭も改善できます。

ただし個人差があるので、なかなか症状が改善されないこともあるかと思います。

もっと確実に口臭をなくしたい方は生理的口臭を100%治す、わたしの対策方法をご覧ください。舌苔の落とし方とも繋がってくる話になっています。

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